先日、オリンピックがらみで ある日本人の女性水泳選手の日本語のインタビューを聞いていたら、会話中に連発する「あのぅ...」という間を持たせる言葉が英語の“You know...(ユーノゥ...)”に聞こえておもしろかった。
よく英語話者は会話中に、“You know...”を連発する。英語非母語者の我々にとっては、いちいちこの“You know...”も翻訳しがちだが(実際、私も英語ビギナーの頃はいちいち頭の中で「あなたがご存知のように...」などと変換してしまい、「なんかしつこいなぁ」と感じたりしてしまっていたのだが)、実際はこの連発される“You know...”にはたいした意味がない。
会話中に間を持たせるために「あのぅ....えーっと...んー....」を連発させるのと同じ意味である。
そういえば「あのぅ....」も“You know...(ユーノゥ...)”も音(響き)が似ている。会話という音は、最終的には万国共通、似てくるものらしい。
日本語教師養成講座では言語についていろいろなことを学習するため、ふだん使っている何気ない言葉にも敏感になってくるが、日本語教師としても、こうした「音としての言語」の共通性の面白さを、日本語を学習する外国人に伝えていきたい。
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